全自動化学発光酵素免疫測定システム「ルミパルス® L2400」発売のお知らせ
富士レビオ株式会社(代表取締役社長:小山剛史、本社:東京都新宿区、以下「富士レビオ」)は、主力製品である「ルミパルスシリーズ」のハイスループットモデルである「ルミパルス L2400」を11月2日に発売いたしますことをお知らせいたします。
富士レビオは、検査工程の自動化および高感度化を実現した全自動化学発光酵素免疫測定システムを「ルミパルスシリーズ」として全国の医療機関でご採用いただいております(国内シリーズ設置台数約1300台)。「ルミパルス L2400」は、既存のハイスループット機「ルミパルスPrestoII」と同様にシリーズ最大となる240テスト/時間の処理能力を持つだけでなく、日本電子株式会社(代表取締役社長:栗原権右衛門、本社:東京都昭島市、以下「日本電子」)が販売を予定している新型生化学自動分析装置「BioMajesty™ ZERO JCA-ZS050」との連結機能を有することを特徴とします。生化学・免疫連結用ラックユニットを介して両装置を連結することで生化学検査と免疫検査の幅広い検査項目を1台のプラットフォームで測定できるようになり、検査現場の多様なニーズに対応すると共に、検査業務の効率化を実現します。
また、「ルミパルス L2400」はグローバル展開を前提として設計されており、各国・地域の法規制への対応を考慮しています。富士レビオは、既にグローバル展開している中型機「ルミパルスG1200」および小型機「ルミパルスG600II」とあわせ、各国・地域の許認可取得等の準備が整い次第、順次「ルミパルスL2400」のグローバル展開を推進する所存です。
なお、発売に先駆けて「JACLaS EXPO 2015臨床検査機器・試薬・システム展示会」(10月8~10日、パシフィコ横浜)に「ルミパルス L2400」を出展いたします。展示時間等は次の通りです。
JACLaS EXPO 2015臨床検査機器・試薬・システム展示会
富士レビオ 出展のご案内
会期
2015年
10月8日(木)13:00~17:00
10月9日(金) 9:00~17:30
10月10日(土) 9:00~14:00
展示会場
パシフィコ横浜 展示ホールC
小間番号
C-28
今後とも、機能向上や検査項目の拡充に努め、医療現場のニーズにお応えし、患者様のベネフィット向上に貢献してまいります。
【ルミパルス L2400の概要】
発売時期
2015年11月2日(日本) *海外の発売時期は未定
販売予定価格
33,000,000円(装置単体)
製品仕様
測定項目
感染症、腫瘍関連、内分泌など 約50項目
測定方法
CLEIA(化学発光酵素免疫測定法)
処理能力
最大240テスト/時間
同時分析項目数
最大24項目
寸法*
幅1200 mm×奥行860 mm×高さ1400 mm
重量*
470 kg
製造業者
日本電子株式会社
* 免疫発光分析システムの寸法および重量
【製品の特長】
- スループット(処理能力)はシリーズ最大となる最大240テスト/時間
- グローバル展開を前提として設計
- 試薬は従来のルミパルスプレスト試薬が搭載可能(約50項目)
- 外部サンプリング機能
- 生化学自動分析装置BioMajesty™ ZERO JCA-ZS050との連結拡張性
【製品画像】

※画像は、ラックハンドラ(オプション)接続仕様
【用語解説】
- 全自動化学発光酵素免疫測定システム
化学発光基質を用いた酵素免疫測定法(CLEIA:Chemiluminescent Enzyme Immunoassay)で、その測定工程を全自動化したものです。酵素を利用した化学発光法により検体中の微量物質を測定します。 - BioMajesty
高速・微量測定を特長とする「日本電子」の生化学自動分析装置の商標です。中・大型装置市場に処理能力800テスト/時間から9,600テスト/時間の製品を品揃えしています。
※「ルミパルス」は富士レビオの登録商標です。
【本件に関するお問い合わせ先】
富士レビオ株式会社
本社総務グループ(広報担当)
電話番号 03-6279-0800