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消化器病学(特に肝臓・胆道疾患) |
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「消化器病学」、
「黄疸−その診断と治療」、
「肝細胞癌−長期生存例の検討」、
「胆道の病気」、
「胆石症と胆嚢炎」、
「臨床検査法」など |
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人生の1/3は睡眠であり、すべてのひとにとってきわめて大切な時間である。よい睡眠をとれるか、睡眠の障害に悩まされるかは、個々のひとにとっても、また社会的にも重要な問題である。
生物にはそれぞれ生体リズムが備わっているが、私共の体内にもさまざまな周期の体内時計がある。睡眠と覚醒もその一つであるが、睡眠そのものにもまたリズムがある。
昼は身体の各部署が活溌に働き、夜は心身を休ませて疲労をとり翌朝に備えている。しかし現代は生活時間が不規則になりがちで、昼と夜という感覚が少なくなり、体内時計の調節が難しい時代であるだけに、睡眠障害に悩まされやすい。
一方、睡眠をとるうえで、その時間(長さ)とともに、質がより大切で、起きたときの爽快感、日中の生活の質が重視されている。
また睡眠障害は心身へ影響を及ぼすが、身体障害とともに精神的ストレスによっても睡眠障害が生じる。そしてこれらは多くの生活習慣病をひき起こす要因となることが多い。
睡眠についてメラトニンをはじめとする睡眠調整物質の働きも明らかにされているが、近年さらに多くの事実が解明されてきた。生体時計遺伝子が注目され、睡眠を分子生物学的現象として研究を行える時代となり、広く時間と健康の問題を検討する立場から、時間医学という学問も生まれている。
このパネルディスカッションでは、健康的な睡眠をとり、睡眠の障害に対応する知識を身につけるために、まず睡眠の仕組みについて著名な専門家の方々にそれぞれの立場からの貴重なお話をして頂き、さらに広い立場から興味深い特別発言をお聞きし、討論を重ねたい。 |
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