ヒトL型脂肪酸結合蛋白(L-FABP)キット「ルミパルス® L-FABP」発売のお知らせ

富士レビオ株式会社(本社:東京都、社長:小山剛史)はヒトL型脂肪酸結合蛋白(L-FABP)キット 「ルミパルス® L-FABP」を2015年7月21日に発売いたしました。

L型脂肪酸結合蛋白(L-FABP)は、腎臓の近位尿細管に特異的に発現し、尿細管においてエネルギー及び脂質代謝に重要な働きをしていると考えられています。L-FABPは、腎疾患進行過程に出現する蛋白尿や微小血流障害などのストレスに応答して誘導を受け、尿中に排出されることから、糖尿病性腎症を含む慢性腎臓病(CKD)などの腎機能障害の程度についての経過観察に有用です。

「ルミパルス® L-FABP」は化学発光基質(AMPPD)を用いた化学発光酵素免疫測定法(CLEIA)に基づく試薬で、既存のL-FABP測定法より高い検出感度と広いレンジでの測定が可能となりました。

搭載機種は、ルミパルス® G1200、ルミパルス® G600IIの2機種となり、これら測定システムへの本試薬の搭載により、幅広い医療関連機関でのL-FABPの測定が期待されると共に、ルミパルス® G1200、ルミパルス® G600IIの用途の幅がさらに広がります。

富士レビオは、本試薬を通して、腎疾患診断の精度の向上に貢献してまいります。

製品概要

品名

ルミパルス® L-FABP

測定機器

ルミパルス® G1200、ルミパルス® G600II

包装単位

14テスト×3

使用目的

尿中のL型脂肪酸結合蛋白(L-FABP)の測定

製造販売元

富士レビオ株式会社

別売品

品名

ルミパルス® L-FABP L-FABPキャリブレータ

測定機器

ルミパルス® G1200、ルミパルス® G600II

包装単位

3濃度×1

製造販売元

富士レビオ株式会社

別売品

品名

LPコントロール・L-FABP

包装単位

2濃度×2

製造販売元

富士レビオ株式会社


【本件に関するお問い合わせ】
富士レビオ株式会社
広報担当
電話番号 03-6279-0800